地魚料理と海鮮丼

千葉房総といえば地魚料理と海鮮丼です。どこの海でも地魚はいますが、その種類の豊富さと、地引網など色々な漁法で獲れる近海の魚たちが美味です。カンパチ、赤かさご、アカハタ、イサキ、金目鯛、岩牡蠣、ほたて、トコブシ等々が目白押しです。また漁師料理の発達してきた土地でもあるので、千葉房総ならではの味にもめぐり合えることでしょう。

 

魚攻めの丼!?『鴨川の船よし』

鴨川の国道128号線沿い、宿中屋のお隣にそっとあるお店「船よし」。地元の方が行くようなお店で、観光客向けというわけではなさそうな派手さもない外見です。オススメは房総のドンブリである「おらが丼」でしょう。これでもか!というくらい刺身が多種乗っていて、酢飯が少ないというか見えない。他には身の厚い海鮮丼や2層になっている「二階建て海鮮丼」があります。地魚であるキンメダイの煮付けも美味しいですよ。あら汁も美味しいです。地魚なので、全てがいつもと同じわけではなく、その日の仕入れでメニューは多少変わります。

こじんまりしたお店なので、家族で行くには丁度良いかも。カウンターなどはなく、奥に少人数の座敷があります。席数がないのであっという間に昼時はいっぱいになりますが、回転率が良いようです。店内に入ったら、ホワイトボードの仕入れの魚をチェックしましょう。

 

丼から溢れそうな海鮮『食事処なかむら』

JR安房小湊駅から徒歩2分のところにある食事処なかむら。地元の方に人気のお店ということで、いつも常連さんで満員です。でもこういうところが美味しさ保証のお店ですよね。場所はちょっと分かりにくいかもしれませんが、内浦山県民のもり入り口の信号を入るところで、車は駐車場10台くらいとめられます。子連れも歓迎の家族的なお店です。

 

南房総老舗寿司屋の『大徳家』

房総半島鴨川よりも先端寄りの太平洋側、千倉にある『大徳家』は房総でも有名なお寿司屋さんです。最寄り駅はJR千倉駅で、そこからバスで北千倉で降りて徒歩2分。鴨川などを訪れて更に南へ足を伸ばすことがあれば、ぜひ立ち寄りたい海鮮のお店ですね。駐車場も10台くらいありますよ。

旬の地魚が美味しく食べられます。春夏秋冬折々の千倉町で獲れる種類が違うので、全ての季節を食べに行ってみたくなりますね。握り寿司はもちろん、クジラなどの珍しいメニューも並びます。アワビやサザエは漁港直送とあって鮮度が違います。

大徳家は寿司店ということで、海鮮丼というより「ちらし寿司」ということになります。よくある海鮮丼と違うのは、海のものだけでなく、ただ刺身を盛るだけでない手をかけて作る山と海のコラボの山海ちらしです。予算時応じてリーズナブルな並から特上まであるので、回らないお寿司は敷居が高いな?と思わなくても大丈夫です。

 

海鮮丼の種類

地魚の種類が多い千葉房総だからこそ、海鮮丼の「こんなものもある」という種類をご紹介しましょう。

『地魚はばのり丼』=「磯料理あみもと」の小湊名産のはばのりを香ばしく使った一品です。はばのりは千葉房総ではお正月のお雑煮にも入れる香りの良いのりです。

『波太丼』=潮騒市場 蔵よし太海フラワーセンター店。波太の魚貝が満載です。

『さざえのおらが丼』=鴨川の川京。サザエを半分火を通して肝と一緒に盛ったもの。

上記はごく一部で、お店によって店名の入った自慢の海鮮丼を用意しているところもあります。特に「おらが丼」というのは、基本現地の素材を使い季節感を失わないものです。房総はアジやイワシをたたいてミソなどで和えた「なめろう」も美味しく有名ですが、海鮮丼で房総の季節を知りたかったら「おらが丼」なのかもしれません。