懐かしいクジラを堪能

「子供の頃の給食にクジラが出ました」という方は30代以降の方でしょうか。1987年前後くらいから子供たちの給食から姿を消したクジラ。竜田揚げなどで食べたことがある人の中には賛否が分かれることもありますね。当時はクジラ=安い食材でしたが、制限がある今は高級食材でしょう。クジラは魚ではなく哺乳類です。しっかりした食感のわりに脂がのっていて大トロが好きな方にはオススメのお味です。お刺身などですと鮮度が命。となると、どこで食べるかということが重要になってきます。

 

捕鯨基地がある千葉房総

クジラを獲るということを「捕鯨」と言いますが、昔から一般市民の貴重なタンパク源であるクジラを獲る捕鯨基地が日本各地にありました。和歌山県の太地町や北海道網走など捕鯨で栄えた町が存在しました。現在は激減して全国でも現役捕鯨基地は5ヶ所程度だといわれています。その一つに南房総市和田地区(和田浦)があります。小規模ながら昔からの捕鯨基地です。現在も6月中旬くらいから大よそ8月下旬程度までクジラ料が行われています。捕鯨対象はツチクジラ。外房捕鯨株式会社が解体作業などをの情報をホームページなどで扱っています。

ということで、鮮度を確保できる千葉房総はクジラ料理が評判なのです。地域性のあるツチクジラ料理は特に地元にノウハウがあるといわれています。

 

竜田揚げや大和煮、お刺身も『お食事処 くじら家』

南房総市和田町花園の『お食事処くじら家』は捕鯨会社外房捕鯨株式会社の直営店。千葉ブランド水産物認定の「房州和田浦ツチクジラ」を扱っています。赤肉のステーキや生肉の他、缶詰などのクジラ製品専門店でもあります。

まずは昔給食にあったクジラの竜田揚げ。ちょっと濃い目の味は懐かしい味でしょう。クジラの定食は数種類あり、その中でもくじら御膳は竜田揚げだけでなくカツやお刺身、ヌタなどが並びます。ご飯・お味噌汁・お漬物などがついてます。一番くじらを堪能できる御膳なので、クジラ目当ての場合はこれです。

昔はクジラは安く、牛ステーキは高くてなかなか食べられないものでした。今はクジラの方が高級。そこでクジラステーキなどいかがでしょうか。また、クジラベーコンなどもありますが、普通のベーコンと脂部分の味が違います。

クジラの色々な部位の料理があります。どれも美味しく頂ける様に工夫されていますね。この文化は日本人がクジラと共に食生活を生きてきた証かなと思うのです。

お土産には元祖大和煮缶詰の「元祖くじら屋の鯨大和煮缶」など良いですね。お家でご飯がすすむ一品になります。

 

自信の鯨料理の『ぴーまん』

鯨の町千葉房総和田の鯨料理の店『ピーマン』。くじら料理で有名なお店です。ミンク鯨の漬丼やクジラカツカレー、刺身はツチクジラやミンククジラも扱っています。お馴染みの竜田揚げ、さらしくじら、ヤキヤキ。そしてクジラ料理を手っ取り早く頂くには鯨の御膳黒滝御膳。刺身や唐揚げが入ってます。千葉房総の名物料理なめろうも、鯨バージョンがあります。鯨肉に薬味を加えて上品な味に仕上げていますが、このあたりは歴史ある鯨の町のテクニックかもしれません。

毎月9日は『クジラの日』として限定販売のメニューがあります。「くじらカツバーガー」「くじらメンチドッグ」「やきやきバーガー」があります。

 

くじら料理の宿 四季の宿じんざ

鯨料理をいただけるお宿と言ったら、鯨の町和田町の四季の宿じんざです。チャーミングな女将さん笑顔がたえないアットホームな宿で客室和室全5室。和田港徒歩10分のところにあります。女将さんオススメはクジラコース。懐かしさだけでない鯨料理の幅の広さを実感できます。基本ご夫婦できりもりされていて、離乳食などが必要な子供連れの方は女将さん相談してみましょう。

和田海水浴場へは5分なので、海水浴場などレジャーの基地としても便利です。