季節の楽しみ-春の花摘み

千葉房総半島の楽しみ方は四季折々で変わってきます。特に春は首都圏でもいち早く春の色づく場所として、ドライブや一歩早い春を感じるためのレジャーで賑わいます。特にポピー摘みやイチゴ狩りは各旅行会社が観光バスで日帰りツアーなどを企画したりするほどです。菜の花は、枯れた色ばかりの冬景色に黄金に輝く花。シャッターチャンスはここですね。

 

ポピー摘みの楽しみ方

ポピー摘みはハサミを使うので、小さい子供には手を添えてあげましょう。オレンジ色や黄色など色鮮やかな花が揺れていますが、そこは見るだけで摘み取りません。ソラマメのような緑の皮を被ったツボミのものを摘み取ります。できれば大きくてツボミの皮がちょっとだけ割れたようなものが良いでしょう。茎は太くしっかりしているものを選びます。茎は少し長めに切りましょう。

家に帰ったらポピーを花瓶に生けます。暖かい部屋に置いておくと開花が早いですよ。ツボミの程度や温度にもよりますが早いと一夜で開花して、ボサボサの緑の皮を脱ぎ捨てたドレスを着たシンデレラのようなポピーが現れます。こんなソラマメみたいのから、プリンセスが出てきた!というくらい生命力の不思議を目にできます。これには子供から大人まで楽しめる現象です。

 

ポピー摘みのスポットポイント

ポピー摘みはどこで摘んだらよいのか? イチゴ狩りを予定している方は、温室でポピーも育てているところがあるので、早い時期にポピー摘みも経験できます。例えば、成東町かわつら苺園ではポピー摘み1本10円です。

花摘みだけでなく、遊びも兼用で計画したい場合は、ファーム系がオススメです。『成田ゆめ牧場』などは子供が元気に遊びまわれるところあり、乳搾りなど体験するのも良しですが、1月~4月下旬までポピー摘みもやっています。だいたいポピー10本300円。

『館山ファミリーパーク』はポピーの里。房総フラワーライン沿いの花の楽園です。花摘みはポピーは1月~5月上旬まで楽しめます。他にもストックやスターチス、キンギョソウなどもありますよ。

【道の駅】鴨川オーシャンパークは、体験ものとして「花摘み体験」を実施しています。大よそ1月上旬から5月中旬まで。料金は10本500円。種類はポピーの他にも、キンセンカ・矢車草・ベニジウム・キンギョソウ・ストック等々。気象条件などにより花が少ない時期もありますから、問い合わせてから行くのがベストです。

 

千葉房総のイチゴ狩り

イチゴの名産地は栃木や色々ありますが、千葉房総のイチゴも楽しみな品種が揃っています。

小さな子供から大人まで好まれるのは品種「章姫」。静岡県の民間から育成された品種です。酸味が少なく瑞々しい糖度で、果肉が柔らかく小さな子供が食べやすいのです。形は長円錐形で大きくつやがあります。食べごろは長く12月上旬から5月末。糖度が高いため傷みが早く出るので、スーパーなどでの販売よりイチゴ狩り向きです。

口の肥えた大人の方にもオススメなのが「ふさの香」です。平成12年登録の千葉県品種。これを食べると、イチゴの旨みとは適度の甘味と酸味が必要なのだとわかります。酸味はイチゴの味を深めてくれるのです。果肉はしっかりとした歯ごたえでジューシー。しかし店頭などではほとんど見かけません。千葉房総では人気品種ですから、イチゴ狩りで見つけたらぜひぜひ食べてみてください。12月上旬から5月までがシーズンですが、実が柔らかくちょうどいいのは3月頃でしょうか。

「とよのか」と「アイベリー」を交配した国育成の品種が「幸香(さちのか)」です。整った形で実はやや堅め。糖度が高く安定していて、ビタミンC含有量が多いといいます。「ふさのか」とちょっと似たところがありますが、小粒でも旨みが凝縮していると感じます。シーズン的には1月から5月ですが、実が柔らかく酸味が和らぐ頃を希望なら3月くらいですね。

総じて、オススメは子供向け(大人も甘党の方は大好き)な「章姫」があり、酸味糖度歯ごたえのバランスが良い「ふさのか」がある苺園が良いですね。ポピー摘みも希望の場合は12月1月あたりでは温室があるところを探しましょう。

 

春の黄金色菜の花スポット

寒さが厳しい冬の中、黄金色に輝き揺れる菜の花を見ると心が明るくなります。もちろん菜の花は春の花なので早く冬の寒さが緩むところでないと咲きません。つまり房総半島の先端であるほうが早いわけです。

一番はやっぱり『房総フラワーライン』です。都会よりも走りやすい道路、菜の花を見るためにわざわざ入園料や交通量なども要らないので、東京・神奈川からはアクアラインやフェリーを使用して気軽に日帰りドライブできます。

『道の駅とみうら』は金谷港から内房なぎさラインで南下して国道127号線を館山バイパスへ入ったところです。富浦インターからは、降りて右方向(内房向)に走ります。ここで黄金色に広がる菜の花が見られるのは2月が最盛期。もちろん屋外。カフェテラスで一足早い春を観賞できます。こちらは他に1月はイチゴ狩りが楽しめたり、名産のビワのソフトクリームが堪能できたりします。

鴨川駅からバスで真門観音前下車にある『花の駅』は鴨川の花どころ江見地区。自家用車の場合は国道128号線沿いにあります。鴨川シーワールドから位置関係は太海を通り越してもっと南という感覚です。菜の花の他、キンセンカやストック、フリージアやポピーなど多種を切り花として販売もしています。