東京から近くなった南房総エリア

関東圏内では、一足春が来るのが早い南房総。気候が温暖で、海は南の海の色をしています。他の土地では色のない冬場に、黄金色の菜の花畑を観賞できたり、紅葉は他が終ってしまっても観賞できたりします。気候的にもレジャーに適したところですね。

 

東京から近くなった南房総

フェリーならば以前からあったものの、車で直に来るならば、湾岸道路を回ってこなければなりませんでした。それがアクアラインが出来て事情が変わってきました。回り込まないお陰で南房総や外房が一気に近くなったのです。交通機関の発達は移動時間の短縮に繋がって、日帰りレジャーを実現させてくれます。車ならアクアライン、フェリーなら金谷港着の東京湾フェリー、電車ならば特急しおさい、バスなら浜松町発の高速バス。色々な交通機関が南房総や外房を目指して走っています。

 

南房総と花の彩り

千葉房総も北部がまだ枯れ草しか道端にない季節から、南房総は菜の花が咲いていたりします。早く春を探しに行きたい方には最高のロケーションです。通常まだ真冬である1月くらいから水仙や菜の花やキンセンカ、キンギョソウ、ポピーなどが咲き始めます。房総フラワーラインはこれらの花を眺めながらドライブできる17kmもの道路。都会の喧噪や信号や一方通行だらけの場所と違って、気持ちよくドライブできる道です。

房総で一番早くイチゴ狩りやポピー摘みが始るのも南房総。元々イチゴ狩りのイチゴは温室栽培しているので、一緒にポピーも栽培していることも多いので、イチゴ狩りの看板を見かけたらこの時期「ポピー摘みもできますか?」と聞いてみたいところですね。

 

山は鋸山(のこぎりやま)

千葉房総は比較的高い山がなく平坦なイメージがあるようです。が、南房総には鋸山という山があります。標高としてはそれほどではありませんが、鋸の歯のような険しい稜線が東京湾に入る船の目印とされていた、という話があります。室町時代には石材を切り出すところになっていたという山です。標高329.5m、山頂まで徒歩でもロープウェーでも登れます。登山自動車道もあるのでフェリーで来ても気軽に登れますね。頂上には360度見渡せる展望台もあります。

電車ならばJR内房線浜金谷駅からロープウェー乗り場まで歩いて8分。ロープウェーは4分。子供を伴っても楽ですね。元旦などは初日の出を見るために早朝営業もしています。天気がよければ富士山も見られるという絶景。山頂駅売店や食堂があって、焼き団子などを頬張りながらお茶を一服というのもいいですね。実はここの日本寺は約1300年前聖武天皇より関東最古の勅願所というパワースポットなのです。

料金は大人片道500円、往復900円。6歳以上子供片道250円、往復450円です。

 

潮干狩りは南房総・内房

南房総の自然のレジャーといえば、家族総出で潮干狩りではないでしょうか。夢中になってしまうと、手にマメができても分からないくらいひたすら掘ってしまいます。木更津・富津などが有名です。鴨川や南房総市などは地引網もやっていますね。「何かを収穫して、自分で食べる」というのは、人間の本能に訴えるものがあるのか、子供でも自分が獲ったアサリなどを味噌汁で食べたりすると感動ひとしおなのです。

 

遊び場所も自然と一緒に

南房総のレジャー施設は、やっぱり自然と共にあるのです。鴨川の美しい海を目の前にした「鴨川シーワールド」や「太海フラワー磯釣りセンター」、多くの羊やアヒルなど動物がいる「マザー牧場」「南房パラダイス」などがあります。どれも都内の施設などと違って、広い敷地をダイナミックに使用したところです。頭上には区切るものない広い空、広がる太平洋、子供が疲れきるほど走れる牧場。家族の好みの自然をチョイスして楽しみましょう。

 

南房総ならではの味覚狩り

千葉房総半島ではイチゴ栽培が盛んです。でも南房総はイチゴだけでなくて、南房総ならではの味覚狩りが。それは「びわ」。歌にある「ビワはやさしい木の実だから」という歌詞に相応しい肉厚で果汁もたっぷりなビワの味はなんだか懐かしいような味です。明治時代から天皇皇后陛下へ献上もされているお墨付き。季節としてはハウス栽培なら5月、路地物なら6月頃です。

 

もちろん海の幸は最高

周囲を海に面している南房総、海の幸は最高です。伊勢えびも外房港で漁獲されて大型のものが多く食べ応えがあります。地魚料理は基本その日ごとに獲れるものが違うので、地魚料理や地元のおすし屋さんなどではオススメを選んで食べてみましょう。都会では置いていないネタもあったりするので、思わぬ味をゲットできるかも。